オパールの豆知識
🦪なぜ砂漠にオパール化した貝があるの?
約1億年前、オーストラリアの中央部には広大で浅い内海が広がっていました。
その時代に生きていた生き物たちの化石が、長い年月をかけてオパールに変わったのです
🦕えっ、その頃って恐竜いたの?
もちろんいました!
でもオーストラリアの真ん中は海の中だったので、陸の恐竜よりも、海竜・巨大ザメ・ワニ系の生き物たちの天下でした。
🦴オパール化した骨や化石って、普通のオパールとどう違うの?
骨や化石のオパールは、ちょっと多孔質で、骨なら皮質(コルティカル)や内部の構造が断面に残っていることがあります。
骨は何千万年もの間に圧縮されたり断片化したりして、形がはっきり見えないことも。
でも、貝殻や海の生き物の化石は、元の形が残っていることが多く、その特徴を観察できるのが面白いポイントです。
色だけでなく、形や質感、骨や化石の痕跡をよく見てみると、本物かどうかがわかります。
🌊じゃあ、海がなくなったあとにオパールができたの?
そのとおり!
海が引いたあと、地中を流れるシリカたっぷりの水が、化石やすき間にしみこんでいき、やがてオパールとして固まったんです
🌏シリカってよく聞くけど、それって湿気を吸わないように入ってるあの袋のこと?
はい、同じシリカです!
シリカ(ケイ素)は地球上でとても一般的な物質で、ほとんどの岩石に含まれています。純粋なシリカは「水晶(クォーツ)」として知られています。
オパールもシリカからできていますが、大きな違いは「水」を含んでいることです。オパールの中では、シリカの粒がきれいに並んでいて、その構造が光を反射して美しい色を生み出しています。
なので、もし海苔に入っているシリカゲルを何百万年も地中に埋めたら……もしかしたらオパールになるかもしれませんよ!
💎オーストラリアのオパールは割れにくいって本当?
はい、本当です!
オーストラリアのオパールは、何百万年もの長い時間をかけて、とてもゆっくりと乾いた環境で形成されました。
そのため内部の水分が少なく、世界でも特に安定したオパールなんです。
🌈なんでオパールには黒や白、透明があるの?
色のちがいは、できたときの環境と混ざった成分のちがいなんです。
白いオパールは明るい地層の中で、黒いオパールは鉄やマンガンなどの鉱物が混ざった暗い地層で形成されました。
そして透明なオパールは、ほとんど不純物のない“純粋シリカ”から生まれたんです。
⚡オーストラリア産ブラックオパールって、王子の王冠より高いって本当?
本当なんです!
ブラックオパールは世界でもとても珍しく、特にオーストラリアのライトニングリッジや南オーストラリアの一部の鉱山でしか産出されません。
そのうえ、オーストラリアのオパールはとても安定していて割れにくい。
まさに“宝石界の王様”なんです。
まだ読んでる?それなら、もう少し豆知識をどうぞ!
🌕クーバーペディってほんとに月みたいなの?
そうなんです!
白い砂と無数の穴だらけの景色は、まるで月面。
乾いた風が吹くたびに「ここ地球だよね?」って思うほど不思議で静かな世界なんです。
✨オパールには特別なエネルギーやパワーがあるの?
うーん、私は科学の人間なので、
“自然がこんなに美しい色を作り出した”——それこそが本当のパワーだと思います。
でも、この世界にはまだ分からないこともたくさんあります。
もしかしたら、本当に不思議な力があるのかもしれませんね。
信じるかどうかは、あなた次第です。