クーバーペディ産オパール化した首長竜（プレシオサウルス)の骨

クーバーペディ産オパール化した首長竜（プレシオサウルス）の骨

この標本は、今年5月にクーバーペディを訪れた際に入手した私たちの個人コレクションの一品です。美しい湾曲を持つ骨片で、おそらく首長竜（プレシオサウルス）の肩甲骨の一部と考えられます。白亜紀（約1億年前）の地層から産出し、骨の海綿質構造が残ったまま見事にオパール化しています。

プレシオサウルスは、かつてオーストラリア内陸部を覆っていた巨大な内海に生息していた長い首の海生爬虫類です。死後、骨はブルドッグ頁岩層に埋まり、数千万年かけてシリカを多く含んだ地下水によって置き換えられ、世界的にも有名なクーバーペディの宝石化石となりました。

今回、幸運にも地元の販売業者と知り合うことができ、その方の父親が何十年も前に採掘した化石を少し分けてもらいました。このコネクションのおかげで、同じような化石をいくつか入手できましたが、今後数週間のオークションで販売するもしクーバーペディ産のオパール化海生爬虫類化石を手に入れたい方は、この機会をお見逃しなく。

写真：今回ご紹介するのは、私たちのコレクションの中からです。

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